福島県から避難家族

福島県南相馬市から3家族(3世帯12人、子供6人)が避難して来ました。
4ヶ所の避難所をたらい回しにされ、なんとか休める場所を求めて着の身着のまま車で品川に避難して来ました。
品川では6畳間が3つほどある部屋を借りて住みだしましたが、仕事も何もない状況で家賃の心配もある中、支持者の人から避難してきた人の相談が石田事務所に来ました。

【被災者家族の不安】
会ったばかりのご家族はとても疲れていました。
「品川という知らない街で生活をしていかなければいけない。」
「みんながバラバラになりたくない。」
「これ以上のストレスがかかれば子ども達がどうにかなってしまう。」
「とにかく休める場所がほしい。」
と涙を流して話してくれました。

【品川区の対応】
初めて品川に着いた時、家族は区役所へまず行き住居を何とかしたいと相談をしたところ「勝手に来たんでしょ、そういう人達には何もできないです」と区の対応は信じられない対応を取りまりました。

【品川区に直接交渉】
区への直接交渉は3月23日に行い、3世帯の親達と私と現職区議の菊地さんで住宅課長に申し入れをしました。まずはなによりも
①住居と駐車場
②子ども達の修学支援
③親たちの就労支援
を要請しました。翌日、西品川の区民住宅が確保され、その週のうちに引っ越しをすることができました\(o⌒∇⌒o)/

「今の政治は誰のためにあるのか?」と品川区に問いたいと本当におもいました。政治は住民や生活に困っている人のためにあるものではないでしょうか。
何も持たずに避難してきた人達の痛みや苦しみに寄り添い、命と暮らし・生活を支えていくことの大切さを改めて知った相談でした(^-^)